ダイソーの充電器を分解してみた

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こんにちは、雷之電です。いや、今あなたがこれを読んでいる時間帯が昼とは限らないので、”Hi.”と表現をぼかしておきましょうか。百円とあまりにも安い価格に100Vの電圧を使わせて大丈夫なのか心配になったので、今回はダイソーにて販売されていたニッケル水素電池充電器を分解して中身を見てみました。

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仕様

驚きました。単三電池のフル充電に半日もかかるんですよ。一体どういうことなのでしょうか。

箱の中には、取扱説明書と、袋入りの本体。

分解

上の二箇所に加え、QC PASSEDと書かれたシールの裏の一箇所をネジ留めされています。

なんとトランスが入っています!

百均なら最悪抵抗で直列の電圧を下げていてもおかしくないのに…

これは良い意味で期待を裏切ってきましたね。

あと、100V側は絶縁チューブで覆ってあります。

コードと基盤の境目がねじ切れかかってます。

金属疲労でいつ断線してもおかしくありませんね。

スペースの関係で、電子部品が裏側に実装されています。

こんなの見たことない…

見たところ半波整流ってやつですね。

これが充電に半日もかかる原因のようです。

なんの事かと言いますと…

交流電源は一箇所に電気をためておく(=充電する)ことができないので、直流にしてから使う必要があります。

そこでダイオード(写真でいう黒いやつです)を使うのですが、

  • 全波整流
  • 半波整流

この二種類の方法があるんです。

この2つの違いをざっくり言ってしまうと、「マイナスもプラスにして使うか使わないか」になります。

言葉ではわかりにくいので図で説明します。

今回の回路は右ですね。半波整流です。

整流後電圧波形ってのが、この回路を通った後(電池に充電する時点の波形)です。

半波整流だと、マイナスの電圧だった部分は使わず切り捨ててしまうので、全波整流と比べて時間あたりに半分の電力しか送れないわけです。

そりゃ充電に時間かかるわけですね…

もちろん、半波整流で充電することによるメリットはありますが、半日も充電に待っていられませんよね。

総評

安全面に全く問題がないというわけではありません。

100円かけてこれを使うメリットはなさそうです。

ENELOOPなんかには純正の充電器がありますので、安心のPanasonic製ですし、そちらを使ったほうがいいですね。

素直にそうしましょう。